ほうとうムスコ物語      第  話
やっぱ夏がイチバンでしょ!

 島の仲間と〈島おこし〉をして約10年、もともとあった砂浜も、島を訪れる人に対してイメージを

崩しちゃあなんねぇ〜と整備されました。

 これがきれいなんですネ〜。「白砂青松」と言えば〈虹ノ松原〉を想像しがちですが、この我ら

が高島だって負けちゃあいられない。「宝当神社」だけじゃないんですから、この島は・・・。

 シャワールームやトイレもちゃんとありますよ。太っ腹なことに、使用料はタダ。

磯遊びも出来ます。横に小さな遊具場もあるんで、海遊びに飽きたらそこでもどうぞ。

なあんて、島の観光案内人に変身したムスコです。

 もちろん「宝当」目当てに来てもらうのは嬉しいんですが、寒風吹きすさぶ島よりも、

サンサンと太陽が照りつける島の方がなんといってもオススメ!

 おとっつぁん、おっかさんだけで来んで、孫連れて来んネ(おいでよ)!

 その昔、島の南側殆どが砂浜だったんですが、港湾を整備されると同時に短くなったんです。

 その中にキラリと光るもの発見!赤や、緑に光るそれはガラスの破片。

(いや、とがってないから大丈夫!)

波にうち砕かれ、角が丸くなった色とりどりのガラス。いろんな色があるんだって。

夢の島で、七色のガラスを集めることが出来たら何かイイ事ありそう!

今年の夏は夢のかけらを集めに島へ来てみませんか?

今年の夏はちと違う!

 えっ?何がって?明治維新ならぬ平成維新が起こってるのです。

島に人が渡り住むようにって今年初めて「ソフトクリーム」と、いう舶来物が出現したのです。

と同時に「フローズン」なるものまでも。まるで黒船が日本にやって来た時と同じくらいの衝撃で

すって!


 そしてここのバカムスコ、あ、いや宝当ムスコは島でソフトクリームを食べることが

小さい頃からの憧れだったそうです。

 「そいばってんさ、『フローズン』て、どやんかと?」と、まわりのスタッフを驚かせたそうで、

なんとも天然なおかたというのを再確認したものでした。

 「殿!ふろーずんが出来ましたぞ!

 「なにぃ?冷とうして入られん風呂ンこつ?」(ズ〜ン・・・)

*回りのスタッフ一同、さぶ〜・・・。

今年の夏はこれで暑さをしのげそうですネ!